@united Vol.2

tokyo melodic attack!

10/29 渋谷クラブクアトロ

テキスト:部長

 

日米英・総勢9バンドが出演したパンクイベント、tokyo melodic attack!に参加してきました。なんか必殺技みたいだな。
出演者がそこらで普通にファンと接しているという、なんとも和やかなイベントでした。
14時半に客入れが始まって、中に入るとまずいきなりTHE SWELLERSのメンバーがいました。
更に、ロッカーを確保しようと思って物販ブースの前を通り過ぎようとしたら、ニコニコしてる小っちゃい外人が二人いました。
ええ!?と思ったら、FASTLANEのドラマーとギタリストでした。確認の為に「あんたらFASTLANEじゃろ?」と聞くと、すっごい良い発音で「イエ〜ス」と返って来ました。
“hello” “nice to meet you” “thank you” と、バカでもわかる三大英語を駆使して軽く挨拶&握手。
そこで一度別れましたが、やっぱ写真の一枚くらい撮っておくべきだと思い、引き返してギタリストをとっ捕まえて写真を撮り、ホクホク顔でロッカーに向かいました。

ロッカーに荷物を入れて、身軽になったところでライヴスペースに潜入。ビールをチビチビ飲みながら開演を待ちました。
タイムテーブルは開演の直前に発表されて、目当てのFASTLANEは7番目の19時30分からの出演でした。

15時30分、遂に開演し、トップバッターのFOUR GET ME A NOTS(日本)が登場。
まぁ最初ということで、僕は後ろの柱によっかかり、酒を飲みながらマッタリ観ていました。全く、どこのスカウトだよ。
4人組と聞いていましたが、ステージ上には3人しかいませんでした。ベース・ヴォーカルに女子ギタリスト、そしてドラムスという布陣。
ズタズタズタズタと縦ノリ万歳的なリズムで、典型的な和製メロコアでした。
MCでバンド名をかんだり、「デモCD、450円です。よろしくお願いします!」と宣伝やったり、クアトロのステージに立てたことに感激していたりと、とにかく初々しくて微笑ましいバンドでした。

続いてはTOTAL FAT(日本)の出番。新たに酒を買い、またグビグビやりながら観戦。
ベースとギターのツインボーカルが中々良かったです。特に、左利きのギター・ヴォーカルはかなり良い味だしてました。
もう一人のギターは、今時それはねえよってくらいピロピロと弾きまくっていたのですが、逆にすっごい曲とマッチして盛り上がるのなんのって。
観ているだけで楽しいライヴでした。TOTAL FAT、この名前ちょっと覚えておこうと思います。

3番手はアメリカからやってきた3ピース・THE SPACEPIMPSが登場。ここでやっとこさスタンディングエリアに入りました。
ほどなくしてメンバーが登場。あれ、ギター・ヴォーカルの人、さっきパルコの入口に居たぞ。
初期blink-182みたいな、わかりやすいUSメロディックパンクで、ワープトの真昼間に出てきそうなバンドだなぁ、なんて思っていたら、
今年で4年連続ワープト出場というバキバキのパンクスでした。どうもすみませんでした。
しかし外人はズルいな、日本語喋るだけで盛り上がるんだもの。最初は普通に喋っていましたが、ベーシストが「マ○コスキー?」とシモネタを解禁し会場が沸くと、
ギター・ヴォーカルの人は、張り詰めていたものがプツンと切れたかのように「オッパーイ!!!」と咆哮していました。

ここから中盤戦。続いてはOVER ARM THROW(日本)ですが、柱の影で仮眠を取りました。ごめんなさいね。
ただ、SEにAの“Starbucks”を器用するセンスの良さに感激。うおーAだ!と一人で盛り上がってました。

アメリカからのバンド・THE SWELLERSの登場。平均年齢18.5歳で、オレから見たらもう完全に小僧。
血管ブチ切れ系のファストパンクの応酬でした。ギター・ヴォーカルの小僧も、常に「ブッ殺すぞ!」みたいな顔で歌ってました。

この日、演奏力が最もガチだったのが、6番目に出てきたFACT(日本)でした。
ここまでのメロディックパンクの流れを一気にぶった切るかの如く、高技術のハードコアを展開。
ヴォーカルの線の細さ&見た目がサーファーみたいだったところが残念でした。

やっとこさ目当てのFASTLANEの出番。
何が新しいってわけでもないですが、メロディが絶妙にツボにくる大好きなバンドなんです。
直前に新譜もリリースし、絶好のタイミングでの来日となりました。
さて、今日は他のバンドもそうでしたが、メンバー自らサウンドチェックを行っていたのですが、
さっき一緒に写真を撮ったギタリストのアンプの塩梅がよくないようで、セッティングに手こずっていました。僕と写真アレしたから運気が逃げたんだね。
ちょっとトラブったくらいかと思っていましたが、いつまでたってもセッティングが終わらず、だんだん彼の周りにスタッフ達が集まってきます。
色々チェックしている様子ですが、一向に終わりそうにありません。最後には全く関係ないTHE SPACEPIMPSのギター・ヴォーカルまで心配に様子を見に来ていました。
そんなこんなでセッティング問題も解決し、無事に定刻通りにライヴスタート。
1番好きな曲と2番目に好きな曲を、開幕2連打というとんでもないハプニング。オレの楽しみいきなりオワタ!
全バンド持ち時間が平等に25分なので、出し惜しみしてる余裕も無いのでしょう。とにかく勝負曲を放り込みまくってきます。
僅かの時間の中でありったけの熱量を放出したバンドとオーディエンス。最後はヴォーカルとベーシストが客席にダイヴしました。
終わってみれば、騒ぎ倒すには25分って結構ちょうど良い時間だなぁなんて思いましたね。
この後、もう2バンド出るのですが、最後まで観ると遅くなるし次の日も朝早いんで、ここで退散しました。

知らないバンドだらけでしたが、かなり楽しめた@united Vol.2でした。
目当ては一つだけだけど、それでも足を運んでみようと思ったのは、3500円というチケットの安さに尽きます。
安いってだけで、じゃあとりあえずって気分になりますもの。こういう低価格イベントは今後も続けていって欲しいものです。
今度はどんな毛色になるかわかりませんが、Vol.3に期待してます。