遂に、遂に、遂に、フジロック初日です!ヴォォォォォォォォォォイ゛!!!(あなたが出せる精一杯のデス声で音読してください。)
気になる天気は曇りでしたが、宿を出る前におやっさんから午後から豪雨と言われたので、用心して長靴を履いて出陣。
前日までは夢見心地で実感ゼロでしたが、会場に着きリストバンドを装着したら、やっとこさ「フジに来たんだ!」という実感が湧いてきました。
憧れのメインゲートをくぐり最高にウカレポンチ状態。ただ、瓶缶類の持ち込みは禁止だったので、正露丸とはここでお別れに。アデュー。
また、リストバンドにはICチップが付いており、係員に見せるだけでなく、機械を通さないと入場出来ないようになっていました。
もう一つオマケで、ゲートをくぐってちょっと歩いたところにMTVJAPANの巨漢・BOOがいました。あれは電波に乗せちゃだめだと思いました。
入場後は、まず10-FEETを観るために、ドキを胸胸させながらレッドマーキーに向かいました。
これがオアシスか〜、これがあのレッドマーキーか〜、と初めて東京に来たカッペのテンションです。
憧れのメインゲート。

この向こう側にはロックの天国が!
フジのリストバンド。

ICチップ内臓の凄いヤツ。
11:30〜 10-FEET (RED MARQUEE)
ステージの入口に貼られていたテープが封切られ、皆ダッシュでレッドマーキーに駆け込んで行きます。
さぁいよいよ本番。人生初のフジロック、そのトップバッターには国産パンクバンドの10-FEETを指名。
ゴリ面のVo.タクマは、良い声とダミ声を器用に使い分け、威勢の良いパンクチューンでオーディエンスを鼓舞。
タクマの「毎日しんどいヤツ、仕事見付からへんヤツ、ニートなヤツ、全部ぶっ壊せぇぇぇぇ!!!!」というMCには胸が熱くなりました。
ライヴに行く前は「もうモッシュはやめよう。のんびり楽しもう」なんて思っていたけど、いざ音が鳴るとやっぱ無理。
周りのノリの良さも手伝って、結局暴れ回ってしまいました。まだまだ充実度=疲労度なお年頃ですよ、僕は。
しかし、ほんっとに盛り上がった10-FEETのステージ。想像以上にカッコ良かったっす。
ライヴの最中にカギを拾い、終演後に案内所に届け出に行ったら、なんと落とし主に会うことができました。これがフジロックマジック3か。
封切直前のレッドマーキー。

本でしか見た事のない場所へ遂に来てしまいました。
案内所に行く前、レッドマーキーに居残って、お客が捌けるまでカギの落とし主を探していたので、いきなりティームメイトと逸れてしまいました。
フランツ終わった後の集合場所も決めてるし、ヴォーダフォン電波入らないし、一人でガッツリ行ったろかい!と、気を取り直しグリーンステージに向かいました。
12:35〜 FLOGGING MOLLY (GREEN STAGE)
数多のドラマが繰り広げられたであろう、フジのメインステージにやって来ました。
登場するのはアイリッシュパンクが身上のバンド、FLOGGING MOLLYであります。
黒のスーツでビシっと決めたベーシストはホントに動きがかっこよく、甲本ヒロトがベーシストだったらこんな感じなんだろうなと思いました。
ヴォーカルのおじさんは、「カンパーイ!」と美味そうにギネスを飲みます。
自分のペットボトルの中身がビールだったらどんなに良かっただろうと、心底思いました。
そして、アイリッシュパンク独特の祝祭感覚はやはりこういう場にはドンピシャで、会場は破竹の盛り上がりを見せました。
いつのまにか、知らない人達と円陣組んでサークルモッシュしたり、スローチューンでは一列に肩を組み音に浸ってましたよ。
オーディエンスとのふれあいなんて今まで経験なかったので、これは新鮮でした。
皆で肩組んで24時間テレビのエンディングのテンションで楽しんでいた時、僕も勇気出して隣の女子の肩に手を伸ばしたんですが、良かったです、通報されなくて。
とにかく殺人的に楽しかったFLOGGING MOLLYのステージ。この日のベストアクトでした。
終演後、モッシュピットに居たティームメイトをアッサリ発見し無事合流しました。
フジのメインステージのグリーンステージ。

本でしか(以下略)
ステージに背を向け、演者目線(推定)で写真を撮ってみました。

見事なネイチャーが広がっています。
こちらは客目線。

やはり見事なネイチャーが広がっています。
14:20〜 THE COOPER TEMPLE CLAUSE (GREEN STAGE)
この日の私的メインアクト、トーキョー生まれのベンさん率いるUKの暴走機関車、THE COOPER TEMPLE CLAUSEの出番です。
FLOGGING MOLLYが終わってからそのままモッシュピットに居残っていたので、前から2列目という絶好の位置をキープ。
あまりの近さに、ベンさんがシャツの下で乳首をピンコ立ちさせていたのが丸わかりでした。
ちなみに、この日のベンさんは、黒の肌着風タイトシャツに真っ赤なパンツという、一昔前のチンピラルックでした。
場違いなロリータファッションのお嬢さんも見つめる中、序盤は新曲と2ndの曲を中心に、スローペースで展開。相変わらず“BLIND PILOTS”は染みる。
どこかコミカルで怪しくて新機軸を打ち出した新曲“DAMEGE”を挟みつつ、“FILM MAKER”をブッ放ったところで、一気にモッシュピットのテンションが上がりました。
その後はヘヴィサイド全開のライヴとなり、ラストの“PANZER ATTACK”まで息を付かせぬ展開でした。
何でもやってしまう雑食性がクーパーのユニークなところですが、やはりヘヴィチューンの威力は半端無いだけに、
序盤にもそういう曲を入れて欲しかったですね。前半と後半の温度差が激しかったように思いました。
更に欲を言うと、最後は
“Let's Kill Music”ではっちゃけて終わりたかったのですが、今回のセットリストには入っておりませんでした。残念。
収穫は、何曲か聴けた新曲が良かったということ。新作が楽しみです。
クーパー、ステージ転換中。

フラッグがめっさ質素でした。
朝からずっと動きっぱなしだったので、ここで休憩を入れました。ワールドレストランの屋台でスペイン風ホットドッグを購入。お題がお題だけに無難な美味さ。
このワールドレストランのエリアはあまり広くない、と言うか、むしろ狭いのですが、そんな場所で、今度はポケモンを見失ってしまいました。よく逸れるティームです。
そんな彼を気にも留めず、木陰でモグモグ飯を食っていたら、林の中から先程熱演しておられたFLOGGING MOLLYのヴォーカルのおじさんがノソっと現れました。
しかし誰も気付かず、おじさんも普通に屋台に並んでました。うわー、これがフジロックマジック4か。
15:50〜 ASIAN KUNG-FU GENERATION (GREEN STAGE)
ルーキーアゴーゴーでフジデビューを飾った、フジの申し子・アジカン。今回は遂にメインステージへ昇格を果たしました。
ルーツバンド達と競演を果たしたサマソニ05、新人枠からメインステージに駆け上がった今年のフジ。この当たりっぷりがバンドの今の勢いを物語っていると思います。
休憩していたので、ラストの2,3曲しか観てませんが、日本のトップバンドだけあってお客の入りも盛り上がりも上々でした。
今回でアジカンを観るのが3度目になります。しかもフェスだけで。なんだか行く先々でこの人らに会ってる感覚ですね。
というわけで、またどこかのフェスで会おうぜ、ゴッティ。
17:30〜 DIRTY PRETTY THINGS (GREEN STAGE)
アジカンは芝生に座って観ていましたが、ここからまたモッシュピットに入りました。
元リバのカールさんでお馴染みのダープリです。そしてベーシストは元クーパーのディズさん。
季節外れの皮ジャンで登場したカールおじさん。昔の相棒とはついに唯の一度も一緒に来ることが出来なかったフジ。今、どんな気分なのでしょうか。
アッパーなガレージロックで1曲目からモッシュが沸き起こり、2曲目も、そして3曲目もモッシュ天国です。
カールさん、一向にテンションを緩める気配がありません。すでに腰が痛んできていたので、ここで堪らずモッシュピットから離脱。
なんとリバ時代の曲もプレイしたのですが、皮肉なことにその時が一番盛り上がっていました。
開演前はドラマー自らがサウンドチェックに現れ、客席が沸く場面もありました。
19:20〜 JET (GREEN STAGE)
トリに備えて、ここもモッシュピットから外れたところから観戦しました。
日が暮れていくにつれて、グリーンステージにはどんどんお客さんが集まってきます。
続いては、アルバム1枚でグリーンのトリ前までに登りつめたJETの登場。
やんちゃくれロックンロールで夕暮れのグリーンステージを引っ掻き回します。
演奏が下手なバンドだと聞いていましたが、全く気にならず。むしろ迫力すら感じましたよ。
それにしても若手のクセに堂々とし過ぎ。“Are You Gonna Be My Girl”は焦らし過ぎ。
21:30〜 FRANZ FERDINAND (GREEN STAGE)
JETが終わり、ここで再びモッシュピットに突入。ファンじゃないけど、せっかくヘッドライナーの登場だし楽しまなきゃ損ってもんです。
と、息巻いて参戦したのは良かったのですが、中盤に差し掛かった辺りで、寝不足と疲労の合わせ技で一瞬立ったまま寝てしまいました。
さて、欧州では余裕でヘッドライナークラスですが、ここ日本では正直どうなの?と、トリ前に大抜擢のJET同様疑問視されていたフランツ。
蓋をあけて見れば、やっぱり人の海とお祭騒ぎ。皆で歌って踊れるポップソングは強いです。
一発屋と思われていたバンドも、二発発射現在まだまだ健在で、しかもこの人気。以外としぶといポップスター。
手馴れた感じでエンターテインする姿は、妙に貫禄めいたものがありました。04年デビューのクセに。
アンコールまでガッツリ客を沸かせたフランツ。冒険的なブッキングも、これは一先ず成功と言えるのではないでしょうか。
初日は準備運動程度にしておこうと思っていましたが、結局ガッツリ遊んでしまいました。
雨もそこまで降らず、運動性のすこぶる悪い長靴は、ただ僕に靴擦れと余計な疲労をもたらしただけでした。
しかし、フジロックがこんなにも楽しいもんだったとは。ネイチャーの力は凄かです。
フジは深夜もガンガンライヴが行われますが、明日もあるのでこの日は会場内で魚沼産コシヒカリと豚汁をいただいてそそくさと帰りました。
宿に戻ったあとは、寝間着にレッチリTを着て寝酒に缶ビールをかっ食らいました。また振ってもないのに噴き出す泡。おお、ワレ今日も気合充分やないけ!
明日の決戦に備えてさっさと寝たいところでしたが、興奮して朝4時くらいまで眠れませんでした。ポケモンだけは速攻で寝てましたが。