テキスト:部長
モグワイの単独公演に行ってきました。CD一枚も持ってないバンドの単独を観に行ったのは初めてです。
でも、予備知識無しで観たフジロックでのライヴが素晴らしかったので、楽しめるかどうかってところの心配は皆無でした。
この日の客層は、同年代かそれより上の人がほとんど。男性は物腰が柔らかそうな人、女性はお姉さま系が多数でした。上着がジャージ率も高かった。

中に入り、ハイネケンを飲みながら待っていると、まずはオープニングアクトのラタタットが登場。ニューヨーク出身の、ギター&ベースの二人組みインストユニット。
サポート一切無しの完全二人でのステージで、いつぞや観たキルズを思い出しました。
しかし、たった二人がリズムパターンに合わせて演奏するだけなので、どうしても音は薄っぺらく聴こえました。
バンドならではの生演奏の迫力には欠けるというか。メンバーを増やせばもっと良くなるんじゃないかなぁと思いました。
前座も終わり、いよいよ完全バンド編成のモグワイが登場。
幽玄的で、壮大で、時に洪水のように荒々しく、実に様々な顔を覗かせた圧巻のステージでした。
音に飲み込まれていくような感覚は、本当にこのバンドならでは。ほとんど目を閉じながら聴いていた気がします。
照明で真っ白い粒を天井一面に映し出し、プラネタリウムのような演出もあり、超満員のホワイトステージの光景ががフラッシュバックしてきました。
ギュゴワァァァァー!と真っ白い轟音が放たれる度に鳥肌が立ち、そして一曲終わる度に物凄い拍手喝采。
21時40分までガッツリ演奏し、この秋一番のノイズ劇場は幕を下ろしました。