RED HOT CHILI PEPPERS

JAPAN TOUR 2002

11/12 マリンメッセ福岡

テキスト:部長

 

オレは見た。世界最重要バンドの一つを。
オレは見た。レッドホットチリペッパーズを。
オレは見た。人生史上最高のライヴを!!

レッチリ好きな4人で敢行した「レッチリ見ようツアー」。長時間のバス移動にうんざりしながらも心の中はウキウキだった。
昼過ぎにようやく福岡に到着した。ライヴまでまだまだ時間があったので、腹ごしらえに博多ラーメンを食べにいった。
午後三時過ぎ。機は熟し、俺達は今宵の聖地、マリンメッセ福岡へ向かった。
会場に到着すると、すでに多くのファンが駆けつけており、グッズ売り場や当日券売り場には長蛇の列ができていた。
オレはニット帽とTシャツを購入した。買い物を終え、後は並んで開場を待つだけなのだが、そこからが長い。
待ち時間だけは何歳年をとっても長く感じるものだ。しかもかなり運営が悪い。客を入れるのに時間がかかり過ぎだった。
6時開場で、オレ達が入れたのは7時前だった。開演時間ギリである。そして予想通り開演時間は遅れた。
Eブロックの最前列付近をキープし、レッチリの登場を今か今かと待ちわびた。
そして午後7時23分。マリンメッセの照明が消された。

レッチリ、キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
いきなり笑った。フリーが紋付袴で登場し、「アリガトウゴザイマス」を連呼しながらオモチャの刀を振り回している。
上半身裸のジョンの姿も見える。カナリヤのシャツを着たチャドもいる。そしてアンソニー。この目に映っているのは紛れもなくレッドホットチリペッパーズだ。
フリーがローディーからベースを受け取った。そしてジョンがギターを奏で始めた。・・・By The Wayだ。
オープニングナンバーはやはりByTheWay。しかし、最高に嬉しかった。オレは一気に沸点に達した。この瞬間を待っていた。
二曲目はScar Tissue。ジョンがイントロを弾いている間に、フリーはいつのまにかブリーフ一丁になっていた。
また笑った。でもカッコ良かった。ホントに何をやってもカッコイイ男達である。
続くAround The Worldではフリーのベースが炸裂し、Universally Speakingではチャドの力強いドラミングに圧倒された。
Other Side。反則的に名曲だ。ジョンとフリーが向かい合ってイントロを演奏する。もうこれだけで泣ける。二人の深い友情の現れである。
Zephyr Songでまったりし、Parallel Universeで激しさに隠れた切なさを感じ、心で泣いた。
Californication、気分は最高潮だった。合唱、ジャンプの繰り返しだ。周りが跳んで無くても、オレは跳び続けた。近年のレッチリでは最高の名曲ではないだろうか?
そしてラストのGive It Away。会場は大爆発した。太陽フレアなぞ問題にならないくらいの爆発。「ぎぶるうぇいぎぶるうぇいぎぶるうぇいな〜ぅ」。
アンコールのUnder The Bridgeで熱をさまし、今度は感動の渦に飲み込まれた。
圧巻はアンコールラストのSex Rap。ニ十分近い、大作。フリー、ジョン、チャドがセッションを始めた。
フリーのベースは暴れまくっていた。もの凄く難解複雑はフレーズをいとも簡単に弾いていた。
さすがロック界最高峰のベーシスト。ジョンとチャドも負けてはいない。
チャドのドラミングは、世界最強バンドの屋台骨を支えるに相応しいものだったし、
ジョンも、やっぱりレッチリのギタリストはジョンしかいねえよなと思わせるものだった。
九時二十三分。みっちり二時間にわたる熱いライヴは終わった。感無量。
体中の穴という穴からすべての体液を放出した。サマーソニックの比ではなかった。
この日見たライヴは、オレの人生史上最高のライヴだった。

レッドホットチリペッパーズというバンドは
容赦なく泣けるバンドである。
容赦なく暴れられるバンドである。
容赦なく愛せるバンドである。
だから、最高のバンドである。