INCUBUS特集

テキスト:部長


かつてのヘヴィロックバンド、今では放任主義自由型ロックバンドのINCUBUS。
この春にはメジャー通算4作目、インディーズと合わせると5作目となる『a crow left of the murder...』をリリース。
今パソコンの前に居るあなたの手元に、このアルバムの国内盤があるのなら、そのジャケ帯を読んで欲しい。
そこにはこう書かれている。

シーンから完全に抜け出し、一気に大海へと飛び出したアイデンティティー溢れる5作目
murder of crowsとは「カラスの群」という意味である。本作のタイトルは<群から飛び出した一羽のカラス>、
すなわちインキュバスがシーン(ミクスチャー?はたまたヘヴィロック?)から完全に離脱し、
まったく独自の方向へと進んでいることを意味している。(後略)

昔とは全く音楽性が違うというのに、今だINCUBUSから付いて離れない”離脱”もしくは”脱却”というフレーズ。
とっくに脱却済みなんじゃないの?まだ現在進行形なの?
実際のところ、どうなのか?
メジャーリリース4作品全レビュウと、僕の勝手な妄想・解釈を基に、
僕なりのINCUBUS評や結論を導き出そうと思います。


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